意味の旅
北信州に来ています。
栗と北斎の町・小布施に寄り道してから、メインは湯田中渋温泉。
温泉街って、昼と夜でぜんぜん違う顔をするので好きです。
コンセプトは、「無意味をたくさん吸い込んで帰る」です。
移動中、音楽聴こうか本読もうか景色を見ようか迷ってるうちに寝ちゃう、みたいな。
ぼーっとしてるうちに終わってるような旅がしたくて。
ひとりでする旅のメリットをずっと考えてたんだけれど、一番は「行動に意味がいらないこと」だと思う。
理由なく道を選んで、意味なく引き返しても誰にも突っ込まれない。
長野まで来てわざわざ昼食にイタリアンを選んでも、何も言われない。
「なんで今?」ってタイミングでビールを飲みだしてもいい。
30分くらいぼーっと蛍を眺めていても誰にも急かされないし。
意味から解放されるのって、すごく贅沢なことだなあと思う。
明日東京に帰ります。