ブラ・ブラ・ブラ
卒業式でした。
私は卒業しないんですけど。
サークルは半分くらい、ゼミは2/3くらいの同期が卒業するので、めかして祝いに行ってきました。
数少ない友人にも会って、「おめでとう」と言って別れた。
あまりにライトに別れてしまったから、もっと上手に祝えたら、送り出せたら、とすこし後悔した。
でも、卒業は清算でも解放でもないから、「おめでとう、今日はお疲れ、じゃあまた」と、飲みに行った帰りのように別れられたら一番いい。
今日会ったうちの何人かは、もう一生会わない人かもしれないけれど。
「二度と会わないかもしれない」を予感しながら、「いつでも会えるでしょう」を纏わせる。
どちらの予感を真に信じてるかは私自身にもわからないけど、私たちが今日という日を祝い合うふたりだったという縁は、たしかにここにあったよね。
明晰で、寛大で、軽率で、気分屋で、不誠実で、聡明な、地に足のついてない、どこにもいけない、私の友人たち。
あなたをどこに送ればいいの。
始めてしまった人生を抱えていることと、ひとつの所属を終えたことはまったく別だよ。
どこに行っても、どこにも行かなくても、いつでも会えても、二度と会わなくても、なんでもいいです。
終わりも始まりも、ぜんぶあなたが選んだものであることだけを祈るよ。
こんな夜は、「プライマル。」をずっと聴いてる。安直にね。
VERY GOOD だいぶイケそうじゃん
旅立ったら消せそうじゃん