痛ましいほど楽園

言いたいことはありません

ジョジョリオン、メモ

ジョジョリオンを7巻まで読んだので、雑記。

ジョジョの7部以降、たぶん好き嫌いは分かれるんだろうけど、わたしはすごく好きです。

スケールは小さいけれど、情緒的だと思う。

問いが内省的なものにシフトしている。

自分が何を失ったら自分じゃなくなるのか、何が自分を自分たらしめているのかを探すことは、いつだって旅だ。

SBRはもちろん、ジョジョリオンも、東北の小さな街から出なくっても、すごく「旅」的だと思う。

自分が何者かわからなくったって存在してしまっているし、捨てようが忘れようが血と育ちからは逃れられないし、記憶があったって自分が何によって規定されてるのかなんてわからない。

この内省的な問いと、答えを探す「旅」に共感したい。

なのでわたしはSBR以降のジョジョが好きだし、これからもっと好きになると思う。